収まらない猛暑のうえ腰痛に悩まされ、外出がままならずいたが、今日は調子がいいので、春日大社国宝殿で開催中の「究極の国宝 大鎧展」を見てきた。
「国宝・大鎧」の双璧と称される、青森・櫛引八幡宮所蔵の「赤糸威鎧(菊一文字)」と、春日大社所蔵の「赤糸威大鎧(梅鶯飾)」が史上初めて並んで展示されたことが大きな見どころだ。
威し(おどし)に使われる色糸が美しく、金具の精緻な細工に驚くとともに、800年以上前の茜色の糸が今も鮮やかに残っていることに、平安時代の染色技術の高さに感動する。
甲冑は、単なる武具ではなく、着用者の美意識や感性が反映された芸術品のようだ。残念なことに一切撮影ができなかった。
帰りに、春日大社本殿をお参りしてきた。春日大社に訪れるのは2年前に萬葉植物園藤の園に「藤」を見にいったとき以来だ。境内はインバウンド客で一杯だった。
×
画像をクリックすると大きな画像(スライドショー付き)になります。
春日大社国宝殿 究極の国宝大鎧展



1階 撮影OK 2階大鎧展示室は撮影不可








春日大社






春日大社



御蓋山浮雲峰遥拝所





春日大社末社




春日大社の鹿


