~ 日本美術の鉱脈/中之島美術館 ~  2025/07/08

未来の国宝を探せ!「日本美術の鉱脈」展を開催中の大阪中之島美術館に行ってきた。

縄文から近代現代まで、いまだ知られざる日本美術の鉱脈がまだまだ眠っている。本展ではこれらを掘り起こし、観客に未来の国宝を探してほしいという。

伊藤若冲と丸山応挙の合作屏風が初公開されるなど、いままでに美術館や博物館ではお目にかからなかった作品が多く出展されていて興味深い内容だった。

伊藤若冲の幻のモザイク屏風「釈迦十六羅漢図屏風」が、最先端のデジタル技術で復元され色鮮やかに蘇みがえり展示されている。

他にも、仏教とキリスト教のコラボレーションという牧島如鳩の「魚籃観音像」など、主催者がいう「ナンジャコリャ!」と思う作品に驚かされる。

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中之島美術館 「日本美術の鉱脈」展

妖怪退治図屏風(伝岩佐又兵衛)

釈迦十六羅漢図屏風(伊藤若冲:デジタル推定復元)

大黒天鼠師槌子図(白隠慧鶴) 五百羅漢図六道・地獄(狩野一信)

相撲生人形(安本亀八) アルファ・オメガ(西尾康之)

深鉢形土器 JOMONJOMON(岡崎龍之祐) 水煙文土器 人体文様付有孔鍔付土器