日本館のコンセプトは「いのちの循環」だ。
人間だけではありません。すべての動物や植物は、あらゆるモノは、そして社会でさえも、ひとつの役目を終える瞬間に何かが受け継がれ、カタチを変えながら新たな役目を獲得する、というつながりの中に存在します。そんな「いのちといのちのあいだ」に目を向けてみると、この世界は無数の「小さな循環」によって成り立っていることに気づくはずです。(HPから)
ごみが生まれかわる過程を3つのエリア(プラントエリア、ファームエリア、ファクトリーエリア)を巡ることで、日本の美意識である「循環」の意義を理解し、自分自身も、その果てしなく壮大な物語の一部であることを感じてられることができる構成だ。
プラントエリアは、万博会場内で出た生ごみを微生物の力で分解し、水やバイオガスを生成する様子を展示。
ファームエリアは、分解によって生まれた水や、その他の資源を使い、植物を育て、食料を生産する様子を展示。
ファクトリーエリアは、日本の伝統的なものづくりや、持続可能なプロダクトを展示し、循環型社会への貢献を表現。
大阪・関西万博のテーマ 「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿った、日本館らしい内容だった。なかなかよかった。
数年前に、興奮し感激した小惑星探査機「はやぶさ」の大気圏再突入カプセルが展示されている。また、「はやぶさ&はやぶさ2」が持ち帰った小惑星イトカワ&リュウグウから採取された「砂」も展示されている。「火星の石」もあった。
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日本館「循環を巡る旅へ」






ごみは、いのちのはじまりだ


発酵で発光中?



日本館、ただいまお食事中「ごみを食べる日本館」








発見!火星でも水は循環する





小惑星探査機「はやぶさ」の大気圏再突入カプセル
「はやぶさ&はやぶさ2」が持ち帰った小惑星イトカワ&リュウグウから採取された「砂」



見えないものを、つなぐ



個性いろいろ藻類のフシギ









いのちみなぎる藻のカーテン






こわれやすく、生まれる








小型月着陸実証機「SLIM」


柔らかかく作ることで、兼ねる



ごみをたべるパビリオン

